はやぶさに思うこと

 asahi.com: はやぶさ大役、星の旅 日本の得意技術が結実 - サイエンス
 各所で話題に成っていますが、日本の探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワ小惑星への着陸、試料の採取、離陸を成功させました。
 私は子どもの頃からのSF好きですし、宇宙科学のこういう話題は本来大好きです。一方で、今回の探索には不満も感じるのです。やはり、有人飛行でやって欲しかったと。現在の科学力では難しいのは分かっています。予算等の要因で今回の開発が優先されたのでしょう。
 先日中国は有人宇宙飛行を成功させ、月面探索にも出ようとしています*1。有人宇宙飛行は技術的には難しくないという意見があるのは知っています。中国が有人飛行に成功しているのは、石原都知事の言うところの戦争に勝てない理由と同じなのかもしれません*2。それでも、宇宙開発で日本が劣っている印象は否めません。
 私は100年後に、多数の探索船が宇宙を飛び回る未来をあこがれます。そして、それは無人の探査船では無く、人類の旅の一部であると信じています。出来れば日本の科学力がその一翼を担うことを。