5月 男の服装術 カジュアル編

男の服装術 カジュアル編―着こなしの基本からオフィスカジュアルまで

男の服装術 カジュアル編―着こなしの基本からオフィスカジュアルまで

 先日読んだスーツ編には、ただならぬ衝撃を受けたのでカジュアル編も読んでみました。
 うーん。もう一つかなぁ。僕がカジュアルウェアには本質的には興味が無いからそう思うのか、落合さんの気合が足りないのかは分かりませんが、情熱は伝わってきませんでした。

5月 イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

 有名なブロガーの中島さんが会社を辞めた理由らしいです。前から読みたかったので、図書館で借りてみました。前半部の「破壊的イノベーション」がいかに企業を滅ぼすかを読んだところでタイムアップ。後半部では、それにどう企業が対抗すべきかが書いてあるはずなので、残念です。近日中に再チャレンジしたいですね。

5月 究極の言い訳

 amazonにも楽天にも売ってないから、画像が張れません。内容はタイトルから推測できるように、いろんなパターンの言い訳が書いてあるだけ。くすりと笑いを誘う短い解説も添えて。
 しかし、問題はこの本が上司から渡された事です。内容よりも渡された意図の方が気になります。言い訳がへただと言われているのか。単なる入院の暇つぶし用で、深い意図は無いのか。謎は深まります。

5月 グーグルを支える技術

Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

 いまごろ5月かよという突込みが聞こえてきます。本人も何を読んでどう思ったか、今ひとつ思い出せなかったりするのですがとりあえず書きます。
 この本は会社の先輩に薦められたのと、仕事をしていて思うところがあったので読んでみました。この本はちゃんと読んだので時間がある時に感想を書きます。

美容院に行ってきた

 たまたま会社が休みだったのと、友達の結婚式が近いのと重なったので美容院に行ってみました。一部の友人は知っていますが、僕の美容院に対する姿勢は基本的に丸投げ。短い応答と適当な相槌だけでカットに入ってもらいます。何かポリシーがあってやっている訳ではなく、おしゃれ用語が分からないとか目が悪いから途中で感想を聞かれても分からないとかやむにやまれぬ事情があります。
 そんな中でも今回はかなりイメチェンに成ったので日記に書いておきます。

  • (初めての美容院に入る)
  • どうしましょうか。とは美容師さん
  • ああ、短めの髪にして下さい。とは僕。
  • ヘケヘケモゲゲ。と理解できない用語を語る美容師さん
  • (分からないことを悟られないように)短めが良いんですよね。夏だし。
  • (半ば困惑しながら)短めと言ってもいろいろありますし。とヘアカタログを出してくる美容師さん
    これなんかどうでしょう。とかなり短い髪型を見せてくる。
  • (動揺を隠し切れずに)いや、そこまでじゃなくて。こんな感じで。ともう少し長い髪型を選択する僕。
  • ああ。でもこれは、ヘッポコモグモグだからなぁ。こんな感じでどうですか。と若干違う髪形を出してくる美容師さん。
  • (相変わらず用語が分からないが、落ち着き払って)ええ。そんな感じで。
  • 横はかなり短いのが好きですよね。
  • ええ。そうですね。(いや、別に好きじゃないけど。ここで反論するのは大人気ない。と大人の対応)
  • 後ろもかなりばっさりで良いですね。
  • ああ。そうしてください。(いや正直残す方が好きだけど。バランスが悪いとか言われたら困るしなぁ)

 というわけでカットが始まりました。目が悪いので、カット中は基本的に瞑想の時間です。レッツ丸投げ。切り終わった頃に目を開けた時はかなりのインパクトを受けましたけどね。
 家に帰ると上さんからは割りと好評。「とさか」とか「スーパーナチュラルの兄のほう」とか「ウルトラマン」とか言われましたが。実物が見たい人は髪が伸びる前にコンタクトしてください。

 入院日記 後編

 前回書いたとおり、今はすっかり回復しています。入院生活はなかなか貴重な体験でしたので、忘れる前に簡単に書こうと思います。
 病名は十二指腸ポリープ。ネットで調べると、昨年は皇太子が患ったとか、1万人に2,3人しか症例が無いとかいう情報が手に入ります。どうも選ばれた人間だけが達成できる境地のようです。医学の進歩のおかげで開腹はしなくてすみそうな事と、ネットで事例を調べた結果悪化する事例はあまりなさそうな事から気が大きく成っています。
 初日は8人部屋を何故か独占していたので、誰にも邪魔されずに仕事が出来て普段より効率が良かったりとか余裕をかましていました。二日目くらいに成ると、病院独特のプライバシーが全く無い空間に疲れてきました。なにしろトイレやお風呂を含めて鍵のかかる空間がほとんどありません。重病の人が倒れた時の事を想定するとそうなるのは当然だと思います。でも少なくとも見た目は元気な私はそろそろ帰りたく成っていました。
 事態が急変したのは三日目の深夜でした。手術も無事に終わり飲み物が解禁され、明日から食事を再開と成っていたころです。最初は気のせいだと思っていた腹痛がどんどんひどく成っていったのです。緊急で当直の先生に診てもらいましたが、「穿孔」だと分かって痛み止めがもらえるまでの長い事。永遠にも感じる時間の中で一人痛みと格闘していました。
 緊急で開腹は必要ないという判断から投薬による治療をしたのですが、痛みが引くまでの二日間はしゃべると痛い、寝返りを打つと痛い、起き上がると痛いと何をしても痛いのです。痛み止めを打ってですらこの状況。かみさんには「男の人は痛さに弱いから」と切り捨てられましたが、これはなかなかつらい状況です。また原因を究明するためにも、経過を観察するためにも血液検査を繰り返します。いったい何本の注射を打ったことか、これまでの一生で売った本数は軽く超えているでしょう。痛みが楽になって後でこそ鷲巣麻雀とか、一人で悦に入れましたけど。

http://comics.yahoo.co.jp/images/free_magazine/mahjong/akagi01/series_main.jpg

 【教訓】

  • 健康診断はちゃんと受けよう
  • 入院は大変だ。軽い気持ちで入院するのはやめましょう。
  • お見舞いに来てくださった方々、仕事を(無理やり)引き継いで頂いた方々には感謝しています。
  • 焼肉といった脂っこい食事はやめよう。これからはしゃぶしゃぶや鶏肉といった食生活に改善していく所存です。

入院日記 健康診断編

 きっかけは胃カメラを使った検診でした。胃カメラを飲んだ理由はごく単純です。会社の検診という事で無料で受けられるし、鼻からの胃カメラは楽という『噂』*1だし、30を過ぎたから健康診断のオプションを増やした方がいいだろうし。とまあこんな感じです。
 そんな軽い気持ちで受けた検診でしたが、結果十二指腸に3cmくらいのポリープが見ったのです。見つかった瞬間、先生のうれしそうな事。「ほら、こんな大きいのが!」。そんな事を言われてもこちらにはモニターを見る余裕はありません。ただひたすら一瞬でも早くおわる事を祈るのみです。鼻からの胃カメラは、先生と対話できるのも売りみたいですが、こんな時に対話なんて楽しみたくありません。
 その後の検診では結構脅されました。いわく「悪性と良性の中間だからいつ悪性になるか分からない」とか「大きさに比較して調査できた部分は限られているから、悪性部分が隠れているかもしれない」とか「取ってみないと裏に何があるか分からない」とか。一瞬落ち込みましたが、根本属性が楽天主義なのであまり本格的な治療に挑む事と成りました。

*1:これは飲んだ瞬間に「騙された」と思いました。ちっとも楽じゃない