2008年2月の読書

　続ける事にはきっと意味があります。というわけで2月分です。あんまり読んでいないのは、2月が普通の月よりも短いためですよね。あまりにも少ないので印象的な漫画や雑誌も入れておきました。

マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男

　大リーグのアスレチックでは選手にお金をかけずに強いチームを作る事に成功しているそうです。独自のデータ解析に基づく仮説検証を繰り返しているとか。あらゆる方面から科学で野球を分析しているのです。楽天はここを目指しているという噂を聞いたので、野球に関する雑学を仕入れるつもりで読んでみました。
　ところが読み進めていくといろいろと考えさせられるものがありました。大きく感銘したのはしたの三つですかね。
　　・表面的な評価や常識に捕らわれるな。超大物高校生ルーキーが大成する確率を考えてくれ。
　　・データが大事なのでは無い。解釈をどう加えるかが重要。「打点」とは何か?「出塁率」とは何か?
　　　どちらが良い方が望ましいのか。
　　・自分の信じた道を進む。ただし変化を恐れてはいけない。このバランスは難しい！

フューチャー・イズ・ワイルド完全図解ーーThe WILD WORLD of the FUTURE

　これの漫画版*1が面白かったことをふと思い出したので、図書館で探して読んでみました。漫画の方が面白かったな。図鑑だから世界観が見えてこないのですよね。そこが面白かったのに。思えばテレビを見た時も面白くなかった。やはり漫画を買うか。でも思い出が美化されている可能性があるのでもうちょっと悩むことにしよう。

もやしもん(6) (イブニングKC)

　2月末に出たばかりの最新巻です。去年アニメ化もされましたが、私の中で「2007年アニメ大賞」をあげています。勢いに乗って漫画も買い始めたのだけど、その衝撃は漫画でも変わりありません。6巻になってちょっと飽きてきたけど、まだレベルは高いです。

月刊 消費者信用 2008年 02月号 [雑誌]

　カード会社と仕事をする事が多くなってきたので、基礎知識のために読んでます。特定の方に向けて発行しているだけあって、「歴史」とか「法律に対する業界の意見」とかが分かって楽しいです。

*1:フューチャー・イズ・ワイルド コミック版―驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界